最近、毎日のように水出し珈琲を作って、焙煎のチェックをしています。
先程も9つの水出し珈琲を作りました。
中煎りの珈琲は水出しパックを常温の水に、深煎りの珈琲は水出しパックを冷水に
それぞれ同時に漬けて1時間経過した状態が下の写真です。
そこで、問題。深煎りの珈琲豆を使って冷水で作った水出し珈琲はどちらでしょうか?
ちなみに、両方とも前日に焙煎した珈琲豆を使用しています。
正解は、右側のカップです。
この色の差が出たのは何故か?
深煎りの珈琲豆は粉に炭酸ガスを多く含んでいるため、水が入り込みにくく成分が溶けにくいのか、
冷水を使ったことが原因なのか調べたくなって、すぐ同じ深煎りの珈琲豆で常温の水出し珈琲を
作って、待つこと1時間。。
左が1時間経過した常温の水出し。右が2時間経過した冷水の水出し。
左の方が、若干色が濃いです。
よく考えてみれば、常温と冷水では水温は10℃以上違う訳です。
水出しでも水温が抽出に影響することが分かりました。。
水出し珈琲を作る場合は、常温の水を使うと早く抽出されます。
興味のある方は、試してみてください。
ちなみに
左が3時間経過した常温の水出し。中と右が4時間経過した冷水の水出し。
右のカップは途中、写真撮影をせず、1度も冷蔵庫から出していなかった物です。
色がかなり薄いのは、水出しパック全体が水に浸かっていませんでした。
Executive Producer 長屋
水出しによる焙煎チェックも週刊フレーバーで取り上げて下さい!