その鉄の塊を温めるのが予熱です。
当たり前ですが、重たい焙煎機を温めるには時間がかかります。
だけど・・同じ排気で同じ火力で温めれば同じ時間で同じ温度まであたたまるもんです。ここまではけっこう素直なもんです。
ただし、これに外気温や生豆の温度が加わってくると素直だった予熱が暴れだします。
そんでもって、連続焙煎になってくるとだんだん釜が熱を持ちだして
もっともっと暴れ始めます。
だけど・・・本当はそこにはすべて法則があってそれがみつけられていないから暴れているようにみえるのです。
珈琲屋としてはこの予熱という怪物を従順なわんちゃんのように飼いならすことが大切です。
そうすると素直にいうことを聞いてくれて仕事がめちゃめちゃやりやすくなります。
予熱を飼いならしていない中川でした。